出産:「いきみ」・「いきむ」について
◆排便に似ている
たとえは悪いけれど、
お産のいきみは、排便のいきみと似ています。
実際のところ、赤ちゃんの頭が下がってくると、直腸の神経を刺激するのです。
排便のいきみと似ているのは当然です。
便が腸を下がってくると、
早く出したい、と誰もが感じるはず。
◆子宮口全開大がタイミング
まだ陣痛が激しくないのに、はやくからいきんでしまうと、
子宮口がむくみ、開きにくくなります。
また、子宮頸管の裂傷が起きたり、
ママの体力が消耗してしまったりします。
したがって、いきみたい感じがあっても、
子宮口が全開大になるまでは、ガマンしてください。
そして、子宮口が全開大になったら、
このときこそ、いきみたい欲求に任せます。
いきみをしばらくガマンする時間は、本当につらい時間です。
でも、このときのガマンがあるからこそ、力が蓄えられ、
赤ちゃんを強い力で押し出すことにつながるのです。
◆助産婦さんにしたがって
いきみ始めるのは、赤ちゃんの頭が出たままになった頃(発露)です。
ママのいきみにしたがって、赤ちゃんはしだいに頭を全部出してきます。
そして、横向きになり、肩を片方、もう片方、と出してきます。
陣痛に合わせながらいきむので、
いきんでいる間は、赤ちゃんに酸素は届きにくくなっています。
けれども、いきみをやめている間にママがリラックスすれば、
その点は心配ありません。
いきみがうまくいかないこともあるでしょう。
そのときは、そばにいる助産婦さんがリードしてくれます。