帝王切開の手術を解説
◆手術の手順など
予定帝王切開の場合、
妊娠37週を過ぎて、赤ちゃんが生まれても大丈夫と判断されたら、
手術日が決められます。
陣痛の始まりに注意しながら当日を待ち、
手術前夜からは飲食を控えます。
緊急帝王切開の場合、
手術が決定したら、本人と家族の同意を得て、
最低限の検査を行い、手術を開始します。
大きな病院に搬送されることもあるかもしれません。
帝王切開の手術をしたら、1〜2日は食事ができません。
したがって、点滴で栄養と水分を補給します。
2日目くらいから歩けるようになるでしょう。
抜糸(抜鉤)は、およそ1週間後。
退院は、10日〜14日後くらいが普通です。
帝王切開の手術をしても、
子宮の戻り具合は経膣分娩と変わりません。
だから、退院後は、ちゃんと赤ちゃんの世話を行えます。
1年くらいすると、手術の傷跡も薄くなるでしょう。
また、つぎの妊娠までは1年ほど開ければ大丈夫でしょう。
◆帝王切開の手術の流れ
1)検査、さまざまな処置を行う。
血圧測定、超音波検査、アレルギーテスト、ノンストレステスト、浣腸、剃毛など。
2)麻酔する場所を消毒。
3)麻酔を注射。
腰椎(ようすい)麻酔の場合は、まず、痛み止めを打ち、そのあとに本物の麻酔を。
4)切開するラインを決める。
5)切開。
皮膚、脂肪層、筋膜、筋肉、腹膜、子宮の順に。
6)赤ちゃんを取り出す。
へその緒を切る。
7)胎盤、卵膜を取り出す。
8)縫合。
最近の手術では、皮膚の表面をホッチキスのようなもので留める。
9)部屋に戻り、休む。