妊娠中期・妊娠7ヶ月:「カルシウム」のとり方
◆食べた分がそのまま吸収されるのではない
カルシウムは、食べた分がそのまま吸収されるわけではありません。
もっとも吸収率がいいといわれている牛乳や乳製品でも
吸収率は50パーセントで、
200ミリリットル中に含まれるカルシウム量200ミリグラムのうち、
100ミリグラムしか体内に吸収されません。
小魚類の吸収率が30パーセント、
青菜類は18パーセントなので、
カルシウムが多く含まれるといわれている食品でも、
1つからだけでは、なかなか十分な量にはならないのが現実です。
いろんな食品から取り、
不足分を牛乳や乳製品で補っていくという方法がいいでしょう。
◆ビタミンDがカルシウムの吸収を高める
吸収率の低いカルシウムを効率よくとるには、
吸収率を高める食べ方を工夫することが大切です。
胎盤からも腸でのカルシウムの吸収を助けるビタミンDが分泌されていますが、
食事からもビタミンDを補うとよいでしょう。
ビタミンDは、カツオやサバ、マグロなどの魚類の他、
きのこやレバーに多く含まれています。
また、ビタミンDは、太陽の光(紫外線)に当たることにより、
皮膚でもつくられます。
食事に気を配ると共に、
外へ出て太陽の光を浴びるようにしましょう。
そして、外に出たら、
運動もしましょう。
というのも、運動は腸での吸収をさらに高め、
骨をつくる細胞の活動を活発にするからです。
◆カルシウムは食事から、が基本
せっかくとったカルシウムも、
加工食品に多く含まれるリンによって排除されることがあります。
レトルト食品やインスタント食品は、
カルシウム摂取の面からも、できれば避けたいものです。
昨今、カルシウムサプリメントや、カルシウムを強化した補助食品などが
あふれています。
カルシウムをとろうとする気持ちは大切ですが、
これらからとればいいと考えていると、
食事からの摂取を怠りがちです。
また、過剰にとりすぎてしまう心配もあります。
さらに、菓子類では糖分をとりすぎてしまうこともあります。
やはり、基本は食事から、です。
◆カルシウムを多く含む食品
つぎの食品が、カルシウムを多く含む食品としてしられています。
牛乳、チーズ、ヨーグルト、納豆、豆腐、
イワシ、煮干し、小松菜、ほうれん草、ごま、など