妊娠中期・妊娠7ヶ月:「鉄分」

妊娠中期・妊娠7ヶ月:「鉄分」

◆鉄とたんぱく質(タンパク質)

 

貧血の予防にはバランスのいい食事が第一です。
鉄が必要だからといって、鉄ばかり摂取すればいいのではありません。
血液中で鉄と結びつくヘモグロビンは、
鉄とタンパク質からできています。
つまり、鉄とタンパク質の両方があって、はじめて、
血液がつくられるのです。

 

さて、鉄を含む食品ですが、
同じ鉄でも、体に吸収されやすい「ヘム鉄」と、
吸収されにくい「非ヘム鉄」とがあります。
このいずれにも偏らない摂取の仕方が大事です。
吸収されやすい鉄も、されにくい鉄も、
体にはどちらも重要なのです。

 

ヘム鉄が多く含まれている食品は、
魚、肉、レバーなどです。

 

非ヘム鉄が多く含まれている食品は、
乳製品、卵、野菜などです。

 

 

◆鉄といっしょにビタミンCを

 

鉄の吸収効率をよくするには、ビタミンCが不可欠です。
ビタミンCは、鉄を吸収されやすい形に変えるだけでなく、
体内における鉄の利用を促しています。

 

ビタミンCをたくさん含む野菜や果物を積極的に食べましょう。

 

なお、パセリ、ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、といった食品は、
鉄とビタミンCの両方が含まれています。

 

また、調理器具ですが、
鉄製のフライパン、鉄製の鍋などで調理すれば、さらに有効です。
微量ではありますが、鉄鍋などの鉄が、
調理中に溶けだしてくるので、
その分、より多くの鉄分を摂取できるのです。

 

 

◆コーヒー、紅茶、緑茶は、ちょっと・・・・・・

 

鉄の吸収率をアップさせる方法は、他にもあります。
梅干しや柑橘類などのすっぱい食品を食べると、
胃液の分泌が盛んになり、
鉄の吸収率が高まります。

 

その一方で、コーヒー、紅茶、緑茶などに含まれているタンニン、
また、玄米などに含まれているフィチンなどは、
鉄の吸収を悪くすることで知られています。

 

こうした飲み物や食品を摂取してはいけない、という意味ではありません。
鉄といっしょに摂取することは避けた方がいい、という意味です。
※※※先輩ママのなかには、上の理由から、
食後のコーヒー、紅茶は飲まずに、
麦茶を飲んでいる人もいます。
麦茶は鉄分の吸収を阻害しないのです。