妊娠中期・妊娠7ヶ月:「スキンケア」
◆肌のカサカサ、ベタベタもホルモンの影響
妊娠してから、肌質が変わったと感じている人が多いでしょう。
逆に、妊娠してからこれまでよりもトラブルが少なくなったという人もいるでしょう。
どちらも、妊娠によって女性ホルモンの分泌が
大幅に増えたことによる影響です。
肌がカサカサするのは、
母体を守るために起こっている現象の1つで、
体内の水分が蒸発するのを防いだり、
外からの刺激から守ろうとしているためです。
一方、肌がベタベタしてくるのは、ホルモンの影響で
皮膚の新陳代謝が高まり、
皮脂の分泌が活発になったためです。
さらにこの皮脂が毛穴にたまると、ニキビになります。
◆妊娠中は、刺激の少ない化粧品を
こうした変化は、妊娠中、必ずしも一定ではありません。
肌の変化を見逃さずに、
こまめに手入れをしてみましょう。
妊娠中は、肌が敏感になりやすく、
使っていた化粧品が合わなくなることもあります。
できるだけ低刺激のものを使い、
しっかり洗顔、保湿を心がけてください。
◆体のかゆみも妊娠が原因
肌のトラブルは顔だけではありません。
体全体にわたって、妊娠後、いろいろなトラブルが起こりがちです。
いちばん目立つトラブルが、体のかゆみでしょう。
2割〜3割の妊婦さんが経験するといわれています。
さらに、かゆみとともに小さな赤いプツプツが現れることがあります。
これも、ホルモンの影響で現れる症状で、
「妊娠性痒疹(ようしん)」と呼ばれています。
産後は症状がなくなりますが、
かゆみがひどいときは、かきこわしてしまう前に、
産科の主治医に相談して、
かゆみ止めの薬を処方してもらいましょう。