妊娠中期・妊娠6ヶ月:「睡眠」・「シムスの体位」
◆妊娠中は眠くなります
妊娠初期の頃、眠くてたまらない、ということがありますが、
こういった症状が、妊娠中期、妊娠後期、さらに、
お産が近づく頃まで続く人もいます。
妊娠することで分泌されるホルモンのなかには、
睡眠を誘う物質が含まれているといわれています。
妊娠という体内環境の激変する状況下で、
体を慣らすための調整機能のようです。
◆眠りたいだけ眠って
したがって、眠ければ、
時間が許す限り眠ってもいいのです。
ママと赤ちゃんの生活リズムは別なので、
ママが眠ってばかりいても、
赤ちゃんに影響することはありません。
ママが昼夜逆転してしまったとしても、
眠気が続く間は、無理に戻そうとしてストレスをためてしまうことの方が、
むしろ問題です。
臨月に入ってからも眠いという人は、
大きなおなかで疲れた体を休めようとして、
体が眠りを欲していると考えられます。
◆眠れないからといって、イライラしないで
というように、眠ってばかりいる人がいる一方で、
眠れない、と悩む妊婦さんもいます。
大きくなったおなかが背中側を通っている血管を圧迫するため、
寝苦しくなることも原因の一つでしょう。
また、お産やそれに続く育児への不安がつのって
眠れないことも考えられます。
眠れないからといって、赤ちゃんに直接影響することはありませんが、
眠れないことでママがイライラしているようなら、
そちらが気になるところ。
おなかの赤ちゃんのためにも、
少々眠れなくてもいいんだ、と気持ちをおおらかに持ってみましょう。
ママが不眠だからといって、
生まれた赤ちゃんがぜんぜん眠れなくなる、などという事例は
聞いたことがありません。
◆シムスの体位とは?
大きなおなかの重みで熟睡できないときは
「シムスの体位」で休んでみて下さい。
まず、仰向けになって、片方の膝(ひざ)を立てます。
そのままの姿勢で体を横にします。
これが「シムスの体位」と呼ばれるものです。