妊娠中期・妊娠6ヶ月:「日常の注意事項」

妊娠中期・妊娠6ヶ月:「日常の注意事項」

◆妊娠中は、よく体を動かすこと

 

妊婦さん、あるいは、妊婦さんを取り巻く人たちのなかには、
妊婦さんをできるだけ動かさないよう、
過剰なまでに大事にすることがあるようです。
その結果、家に閉じこもってばかりいて、
体をほとんど動かさない妊婦さんが出てきたりするのです。

 

体調が思わしくないのであれば、安静にするのは仕方ありません。
また、切迫流産・切迫早産などで医師から安静にするよう指示が出ている場合も、
もちろん、おとなしくしているべきです。
しかし、そうでなければ、あまり過剰に心配してはいけません。
むしろ、安産のために、もっと積極的に体を動かしましょう。
(もちろん、無理のない範囲で)

 

妊娠中は、自分自身の体の声に耳を傾けるまたとないチャンスです。
体を動かしていて、ちょっと疲れたかなというときは、
耳をすませば、必ずそれがわかるものです。

 

そういう経験をくり返すうちに、
自分なりのペースというものがつかめてくるはず。

 

あれはダメ、これもダメ、と制約ばかりの生活を送っていたのでは、
気持ちが暗くなっていくばかりです。
妊婦だけど、あんなこともできる、こんなこともできる、
という風に発見のある生活を送れば、
妊娠・出産・育児を前向きにとらえられるようになっていきます。

 

 

◆日常生活のあれこれ

 

1)車の運転
地域によっては、車は必需品です。
運転中に特に疲れを感じるのでなければ、
運転してもかまいません。
もっとも、妊娠中の特徴として、
いつもより眠くなる傾向がありますし、
判断が鈍ることもあるので、
そういうことを念頭に置いた上で、
注意しつつ運転して下さい。
シートベルトはおなかの下に当てるようにすると、
楽になることがあります。
いろいろ工夫してみて下さい。

 

2)バイク
バイクは危険です。
とても無防備な乗り物なので、
できれば乗らない方がいいでしょう。

 

3)階段の上り下り
集合住宅などに住んでいる人で、
普段からエレベーターなどを利用していた人なら、
妊娠中もエレベーターを使う方が無難でしょう。
ただ、普段から階段を使っていた人であるなら、
妊娠中でも普段通りに上り下りしてもいいでしょう。
つまり、わざわざ運動のために階段を使うのは、
あまり好ましくない、という意味です。

 

4)家事
高いところのものを取るのに、
踏み台などを使うのは、やめるべき。
炊事、洗濯、掃除などは、
無理しない範囲であれば、
いつも通りにやっても大丈夫です。

 

5)入浴
ぬるめのお湯に長めにつかっていると、
とてもリラックスできます。
浴室は滑りやすいので、転倒には十分に注意を。

 

6)買い物
スーパーの買い物袋を下げて歩く程度では、
早産や流産の心配はありません。
でも、妊娠後期になると、買い物袋を持つのでさえ
つらくなってくるものです。
リュックを背負うなどの工夫をしてみて下さい。
彼に持ってもらえれば、なおいいのですが。

 

7)バス・電車
空いているのであれば、もちろん、問題ありません。
でも、ラッシュアワーなどの混雑した時間は避けましょう。
休憩場所やトイレの場所などはあらかじめ確認しておきましょう。
(特に、体調がすぐれない場合は)