妊娠中期・妊娠5ヶ月:妊娠と「出血」
◆妊娠中はなにかと出血しやすくなって・・・
妊娠すると、子宮や膣は、ホルモンの影響で
充血しています。
とても傷つきやすいのです。
医院での内診やセックスなどで出血することもあります。
また、妊娠中は、免疫力が低下し、
膣内の細菌が繁殖しやすくなっています。
そのため、膣炎を起こして出血することもあります。
妊娠経過には影響ありませんが、
子宮膣部びらんとか子宮頸管ポリープなどによって
出血することもあります。
子宮内からの出血では、流産・早産、
切迫流産・切迫早産を思い浮かべる人もいるでしょう。
子宮が収縮することで子宮壁と胎盤にズレが起こったり、
子宮内の血管の一部が切れたりして、出血が起こります。
頻度はあまり高くありませんが、注意したいのは、
常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)、前置胎盤(ぜんちたいばん)です。
◆出血したら、病院を受診すること
出血には、心配ない出血と危険な出血があります。
どちらであるかを自分で判断することは困難です。
したがって、出血したら、できるだけ早く受診して下さい。
とりわけ、出血が大量であったとき、
また、おなかの張りや痛みがともなう場合は、
夜間や休日であっても、すぐに受診して下さい。
かかりつけの産院がダメだったら、
救急受付のある産院で診てもらって下さい。
出血などがあり、産院に電話したり、
診察を受けたりする際には、
出血の様子を、くわしく的確に伝える必要があります。
いつから始まったのか、どんな色か、量はどのくらいか、
おなかの張りなど他の症状はともなったか、
などをくわしく話しましょう。
出血の色や量は、
「生理の終わりかけの色」とか「生理の何日目くらいの色」
といったように、いつもの生理と比較すると、
医師にもわかりやすくなります。