妊娠初期・妊娠4ヶ月:「おなかの張り・痛み」

妊娠初期・妊娠4ヶ月:「おなかの張り・痛み」

◆おなかが張るのは子宮の収縮

 

腕などと同じように、子宮は筋肉でできています。
リラックスしていればやわらかいけれど、
動かしたり、刺激によって緊張したりしたときには硬くなります。

 

このように子宮の筋肉が硬くなったとき、
ママはおなかの張りとして感じるのです。

 

これを「子宮収縮」といいます。

 

 

◆おなかの張りは、あまり心配はいらない

 

妊娠初期におなかが張るのは、
子宮が急速に大きくなろうとして筋肉が伸びるのが主な原因です。

 

それから、「円靱帯(えんじんたい)」といって、子宮を支えている部分があり、
ここが、子宮が大きくなるのにともない、引っ張られることも、
おなかがつれるような感じになるのです。

 

こうした張りは、生理的なものなので、特に心配いりません。

 

もっとも、「痛み」と「張り」は違う性質のものですが、
妊娠初心者は、なかなか両者の区別がつかないのが実状のようです。

 

 

◆生理痛に似た痛み・出血には注意を

 

おなかの張り・痛みが心配になるのは、
もしそれが流産の兆候だったら、という思いがあるからでしょう。

 

確かに、切迫流産・流産などの兆候・症状として、下腹部痛や出血があります。
しかし、単なる子宮の収縮によるおなかの張りと、
流産の兆候としての下腹部痛を、自分で判断することはまず無理です。
正確に診断するには、超音波検査で赤ちゃんの心拍を確認する必要があります。

 

したがって、いままでに経験したことがないような痛み、
生理痛に似た痛み、出血、などがあった場合は、
すぐに産婦人科を受診して下さい。

 

いずれにしても、定期的に健診を受けていれば、
トラブルは早期に発見できます。