妊娠初期・妊娠3ヶ月:「つわり」(症状・原因)

妊娠初期・妊娠3ヶ月:「つわり」(症状・原因)

◆つわりとは?

 

妊娠していることがわかったとたん、
いきなりやってくるのが、つわり、です。
つわりの症状は、人によって千差万別です。
そこで、自分自身のつわりはどういうタイプか、
早めに知って、乗りきり策をたてましょう。

 

つわりの症状があまりに激しく、
生活に支障が出るような場合には、
点滴治療などを行うこともあります。
症状がひどいときは、無理しないで医師に相談しましょう。

 

 

◆つわりは、だいたい妊娠12週〜妊娠16週まででおさまります

 

つわりは、妊娠が判明する妊娠5週〜妊娠6週ごろからはじまり、
吐き気や不快感といった症状が出てきます。

 

吐き気というより、実際に吐いてしまう人もいます。
不快感も、寝起きの時だけ感じる人もいれば、
しょっちゅうムカムカしている人もいて、
まさに、10人10色です。

 

また、よく知られているつわりの症状として、
においに敏感になったり、
何か特定の食べ物ばかり食べたくなったり、また反対に、嫌ったり、
そういった症状もあります。

 

眠気が続く、唾液がたくさん出る、頭痛がする、
これらもつわりの症状です。

 

つわりのピークは、だいたい妊娠7週〜妊娠9週ごろです。
一般的に、妊娠12週から妊娠16週ごろには終わるようです。

 

けれども、なかには、出産までずっとつわりの症状が続く人もいます(気の毒です)。

 

逆に、つわりらしいつわりも経験しないで出産を向かえる人もいます。

 

 

◆つわりの原因は?

 

つわりの原因は、まだはっきりしたところはわかっていません。
現在の有力な仮説では、
妊娠によって「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン」というホルモンが
急激に増え、
体の機能が一時的にパニックを起こすからだ、というものがあります。

 

さらに、そもそも人間は、体内に入った異物を排除しようとする働きを持っていて、
妊娠した場合、
赤ちゃんが異物であると識別されて、
その結果、
一種のアレルギー反応として、
さまざまなつわりの症状が起こるのではないか、というもっともらしい説もあります。
(こんな仮説、赤ちゃんがかわいそうです)

 

それから、もっと一般的な、つまり、ゆるい仮説として、
妊娠すると、それまでの環境が変わるし、
ママの気持ちも大きな変化を受けるから、
ストレスがたまり、
たまったストレスが悪さをして、つわりを起こす、というものもあります。

 

いずれにせよ、まだ、これといったつわりの原因は解明されていません。

 

 

◆つわりの症状がひどいとき、我慢は禁物です

 

確かに、つわりは妊娠によって起こるもので、
そういう意味では、しかたがないことです。
でも、だからといって、どんなにつらいつわりにも我慢しなければいけないかというと、
それは違います。

 

つわりの症状によっては、単に不快なだけでなく、
水さえ受け付けられないような、
まさに、生活に支障が出るほど、ひどい症状が続くことがあります。
(ちなみに、このように症状が悪化すると、
「妊娠悪阻(おそ)」と呼ばれる病的状態に陥ることがあります)

 

あまりにもつわりの症状が激しいと、
ママだけでなく、おなかの赤ちゃんにも危険が及ぶ可能性が出てくるので、
我慢しないで、病院を受診すべきです。

 

ひどいつわりの症状とは、
たとえば、体重が5キロ以上減少する、といった場合です。
ケースによっては、入院が必要なことさえあるのです。

 

 

◆先輩ママからアドバイス:つわりを克服するには

 

1)友だちと長電話。頻繁なメール交換。これらでストレスをためないようにする。
2)散歩はいいようです。また、ショッピング、安らかな曲目のコンサートなども。
3)手芸は、1つのことに集中できて、とても助かるそうです。
4)手元に飴やガムをもっていれば、いつでもどこでも気分転換が図れます。
5)においに過敏な症状があるなら、食事は、外食にしたり、市販のものですませたりする。
料理をすると、素材のニオイをまともに嗅いでしまうので。