妊娠後期・妊娠8ヶ月:この時期の「セックス」
◆体調がよければ、お産の直前までOK
とくにトラブルがなければ、お産の直前までセックスしても大丈夫です。
精液のなかに含まれている「プロスタグランディン」という物質が
子宮収縮を促すといわれていますが、
含まれているのはほんの少しで、それだけでお産が始まってしまうことはありません。
ただ、切迫早産や感染症にかかっているなど、
ほかの要因があるときには、
セックスが早産の引き金になることも考えられます。
◆2人だけの時間は残り少ないので・・・
セックスの途中でおなかが張ったらすぐに中止する、
というのは妊娠中のセックスの鉄則です。
でも、後期になると、おなかが張る頻度も高くなってきます。
ママも張りが気になって、しだいにその気がなくなってくることも多いようです。
そんなときも、気持ちがすれ違ったままにならないよう、
2人でよく話し合うといいでしょう。
セックス以外にもコミュニケーションの方法はいろいろあります。
残り少ない2人きりの時間を大切に過ごしましょう。
◆乳房への愛撫でおなかが張ることも
おなかが張りにくいのは、妊婦さんがシムスの体位をとり、
彼がうしろから抱きしめて挿入する背面側臥位(はいめんそくがい)です。
この体位ならおなかを圧迫しにくく、結合も浅くてすみます。
また、乳房への強い刺激は、子宮収縮を誘発します。
おなかが張りやすいときはおっぱいマッサージもやめるよう
医師からも指導を受けるはずです。
それだけ、乳房への刺激と子宮収縮は密接な関係にあるのです。
したがって、妊娠後期は、できるだけ乳房への愛撫を控え、
たとえ愛撫するにしても、ソフトな愛撫を心がけるべきです。
お産に向けて、膣内もこれまでより充血し、やわらかくなっています。
手指を挿入するのはそろそろ控えていったほうが安心です。
指や爪から感染を起こしたり、
膣内を傷つけてしまったりする心配もあります。