妊娠後期・妊娠8ヶ月:「体重管理」のコツを伝授
◆太りすぎると、難産になることもあります
妊娠中に太りすぎると、妊娠中毒症になったり、
糖尿病を引き起こす原因になったりします。
どちらも重症になれば、母子共に深刻な影響を受ける恐れがあります。
また、産道に脂肪がついて、赤ちゃんが通りにくくなったり、
子宮収縮が弱いため、お産が長引いたり、
産後の回復が遅れたりする場合もあります。
必要以上に体重が増えすぎないように、
妊婦さん自身が意識することが大切になってきます。
医師や助産婦も、体重増加の目安を示し、
具体的にどうしたらいいのか、アドバイスしてくれます。
◆増加の目安:妊娠前の体型によりきり
妊娠中の体重増加の目安は、
もともと太めだった人は5〜6キロ以内、
標準体重だった人は7〜10キロ以内、
やせ形だった人は11〜13キロ以内です。
妊娠全期間の増え方は、標準体重だった人の場合を例にとると、
妊娠初期は増やさないつもりで。
つわりがおさまったあと、油断していると増えてしまうので注意しましょう。
中期は、1週間に200〜300グラム程度の増加が理想で、
500グラムを超えると要注意です。
後期にはいると、赤ちゃんの成長が著しいため、
1週間に400グラムまでは増えてもいいでしょう。
(くり返しますが、これらの数字は、妊娠前に標準体重だった人の例です)
◆体重が増えなくても、赤ちゃんは成長している
なかには、なかなか太れないという人もいるでしょう。
ママの体重が増えていなくても、赤ちゃんはママからしっかり栄養をもらっています。
健診で何も指摘されていないのなら、
赤ちゃんは順調に大きくなっているはずですから、安心して大丈夫。
◆体重管理Q&A
1)
Q:自宅安静の場合、どんな体重管理をすればいいのですか?
A:安静とは、動かないようにすることです。
その分、消費されるエネルギー量は減りますから、
食事で体重を管理する必要があります。
カロリー計算をして、だいたいの食事量を把握してください。
そして、甘いケーキなどはできるだけ避けましょう。
2)
Q:わたしの母は、妊娠を機に太ったそうです。わたしも太りやすいのでしょうか?
A:肥満が遺伝するかどうか、詳しいことはわかっていません。
でも、食事を含めて生活習慣が似ているということはあるかもしれません。
これを機会に、あなたの生活習慣が太りやすいものかどうか、
見直してみるといいのでは。
3)
Q:わたしの産院と友人の産院とでは、体重管理に対してのきびしさが違うのですが・・・・
A:生活面や栄養面にわたって個人的に指導している産院もあれば、
それがストレスになることを避けて、管理は個人に任せている場合もあります。
きびしくないからといって安心せず、自己管理はきちんと行ってください。
<参考サイト→「食欲抑制Q&A」>