妊娠後期・妊娠10ヶ月:「リラックス」することの大切さ
◆緊張と不安はお産を長引かせる
はじめてのお産は誰でも不安があります。
怖くもあります。
緊張や不安があり、それをストレスとして感じると、
脳から特有のホルモンが分泌されて、
体がこわばり、まわりの状況が見えなくなってしまうことさえあります。
そして、お産のときには、陣痛を起こしにくくしたり、
赤ちゃんが産道を下がってくるのを妨げたりしてしまうのです。
また、ママが緊張すると、赤ちゃんに十分な酸素が送れなくなることもあります。
これでは悪循環です。
◆つぎが予測できれば怖くはない
不安がありながらも、体の緊張を解き、
できるだけリラックスできる方法を身につけておくことが大切です。
日常生活でも、つぎに何が起こるかまったくわからない状態では、
怖さも倍増するものです。
お産も同じです。
つぎに起こることをしっかり予測できるようにするため、
まず、お産の流れを頭に入れておきましょう。
◆自分のお気に入りのリラックス法を
お産の流れを頭に入れたら、
あとは自分がリラックスできる方法を知っておくことが大切です。
こういう風にすればリラックスできる、とわかっていれば、
痛みばかりに集中することもなく、
体の緊張を解きほぐすことができるでしょう。
たとえば、ふだん音楽を聴くとリラックスできるという人なら、
その中でも特にこの音楽を流すとよりリラックスできるという曲を見つけておくといいでしょう。
好きな香りをかぐと緊張がほぐれる、という人なら、
どんな香りによっていやされるかを探してみたり、
陣痛室に持っていける方法(ハンカチにしみ込ませるなど)を考えたりするのもいいでしょう。
ほかにも、好きな映画のビデオを見る、
お気に入りの絵本を読む、友だちとおしゃべりする、など。
自分なりのリラックス法を探している過程こそが、
お産の不安から解放してくれ、リラックスにつながるともいえます。